17年エリザベス女王杯を制したモズカッチャン(牝5歳、栗東・鮫島)が現役を引退し、21日付で登録を抹消された。当初は大阪杯参戦を視野に入れていたが、前走後に右前浅屈腱炎が判明。金鯱賞9着がラストランとなった。通算15戦4勝(うちG11勝を含む重賞2勝、海外1戦0勝)。獲得賞金3億188万2300円(うち海外1350万8300円)。今後は北海道日高町の目黒牧場で繁殖入りする予定となっている。
鮫島師は「厩舎にG1初制覇をもたらしてくれて、感謝の気持ちしかないです。引退になってしまってすごく残念です。無事に繁殖に上がるので、いい子を出してほしい」と2世の活躍に期待した。