【ファルコンS】ローゼンクリーガー&福永 2度目のコンビで初の重賞獲りへ

 「ファルコンS・G3」(16日、中京)

 昨年のミスターメロディに続き、レース連覇を狙う福永。騎乗するのはローゼンクリーガー。昨年8月のダリア賞(新潟)2着以来、2度目のコンビだ。「初戦が逃げて力んでいる感じだったので、2戦目もその競馬をすると、一介の先行馬になってしまいそうだったからね。意識的にためるレースをしたんだよ」と14日に振り返る。

 デビューから1、2、2、1、12着。前走の阪神JFこそ、G1&初のマイル戦ということもあり大敗を喫したが、それ以外は全て1400メートル戦でパーフェクト連対。「完成度が高い馬。この距離で差しに回る競馬が合っていると思う。先週の中京を見ても差しが決まりそうだし、面白いね」と期待を膨らませた。

 初の重賞獲りへ、調整も順調そのものだ。「先週しっかり追ってあるので、今週は折り合いを重視。早くからここを目標にしてきたし、追うごとに落ち着きも出てきた」と、騎手時代の同期・高橋亮師も目を細める。

 鞍上にとっては、14年にもタガノグランパで制している相性のいいステージ。今年もきっちりモノにして、近づく春のG1シーズンへ勢いをつける。

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