【地方競馬】菜七子 笠松初騎乗5着 栗東トレセンで朝稽古後に参戦

 「つくし賞」(6日、笠松)

 菜七子は5着-。6日の笠松競馬11R・つくし賞(ダート1400メートル)に3番人気のヒマリチャン(牝3歳、栗東・村山)で挑んだ藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本=は、積極的に2番手を追走したものの、直線伸びを欠いて5着に敗れた。

 菜七子は「前には行けたのですが、押し通しの競馬になってしまって。でも交流競走のある競馬場で、乗ったことがないのは笠松だけでしたから、騎乗機会を頂けたことはありがたかったです」と初遠征を振り返った。

 この日は朝、栗東トレセンで調教に参加。G1初騎乗となったフェブラリーSで、コンビを組んだコパノキッキングに騎乗した2月8日以来のトレセンで意欲的に汗を流した。

 笠松競馬場の入場者1210人は、前開催の同条件日と比較して約27%増。レースの売り上げ4020万6600円も前開催時に比べ、約153%と大幅アップ。オグリキャップを生んだ木曽川沿いの競馬場は“菜七子フィーバー”で大いに沸いた。

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