【ボート】瓜生正義がイン逃げで約1年10カ月ぶり18回目のG1優勝

 「つつじ賞王座決定戦・G1」(3日、津)

 人気を背負った1号艇の瓜生正義(42)=福岡・76期・A1=が、差し切りを狙った4号艇の茅原悠紀らの猛追をしのいで逃げで1着。17年5月宮島周年以来、約1年10カ月ぶり、18回目のG1制覇を飾った。2着に茅原、3着には峰竜太が続いた。

 瓜生は17年5月の宮島周年以来、ビッグタイトルから遠ざかっていた。SG9冠を誇る猛者が久々にG1を制し、復活ののろしを上げた。

 優勝戦は緩やかな3対3の枠なり進入。「久々のG1優勝戦の1号艇だったので緊張しました」と振り返るが、コンマ14のSを決めてこん身の先マイ。4コースの茅原が猛然と差し迫ったが、しっかり振り切って歓喜のゴールを駆け抜けた。レース後には「久々であんまり実感が湧いていない」と顔をほころばせた。

 今年の目標は16年以来の賞金王。「峰ら若手のターンとかは勉強になっている。人の見よう見まねでやって、それで強くなれるかな。日々成長していきたい」。再び頂点を見据える求道者に妥協はない。

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