【フェブラリーS】モーニン復権だ 16年覇者が不振脱出!いざV2へ

 「フェブラリーS・G1」(17日、東京)

 大一番で完全復活を証明するか。モーニンが16年覇者の誇りを胸に東上する。

 G1初制覇後はまさかの11連敗。昨春のオープン特別でようやく白星を手にするまで、2年以上も勝ち星から遠ざかっていた。石坂正師が「去年のこの時期はいろいろとやっていた」と振り返る通り、芝に挑戦するなど試行錯誤の連続。しかし、ここにきて心身が復調モードに入った。「前はやめたりしていたが、前走(根岸S4着)でも伸びてくるようになったな」と手応えをにじませる。

 不振脱出のきっかけとなったのが、昨年の韓国遠征(コリアスプリント)だ。後方から外を回っての差し切り勝ち。「競馬も厳しかったし、輸送もあったしな。それを克服してから変わってきた」と師は回顧する。帰国初戦のJBCスプリントも4着と奮闘。担当の濱名助手も「前走より馬の気持ちも乗っている。調子も雰囲気もいいし、力が出せる状態」と自信を口にした。

 15日に確定した枠順は5枠8番。師は「極端な内は嫌だった。最悪な枠じゃなくて良かった」と胸をなで下ろす。金曜朝は栗東CWで調整し、「いいんじゃないか。あとは若い馬もいっぱい出てきているし、どこまでやれるかだな」と決戦を見据えた。レースレコードを保持する古豪が、2度目のタイトル奪取で真価を見せる。

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