【東海S】アンジュデジール 充実走 反動心配なし「上積みの方があるくらい」

 「東海S・G2」(20日、中京)

 牡馬顔負けのタフネスウーマン。紅一点で挑んだチャンピオンズCでも4着と好走したアンジュデジールが16日、キビキビとした動きで栗東坂路を駆け上がった。僚馬イーサンパンサー(3歳未勝利)と併入し、4F53秒2-38秒0-13秒1と上々の時計を計時。力強さあふれる脚さばきで、前回の反動はみじんも感じさせなかった。

 「目標はまだ先だから。前走のダメージよりも、上積みの方があるくらい」と昆師は、その充実ぶりに目を細める。この後のフェブラリーS(2月17日・東京)が最大のターゲットとなる。今回はあくまでステップレースの位置付け。「普通、牝馬だったら間をあけた方がいいけど、この馬は男馬みたいなところがあるから、使った方がガス抜きになる」と、ここへの参戦理由を明かした。

 舞台は前走と同じだが、今回はG2になる分、相手関係は楽になる。指揮官は「自在性があるので、どんな競馬でもできる。男馬相手にやれることは証明しているので」と自信の表情を見せる。前哨戦で牡馬を打ち破り、胸を張って再びG1へ向かう。

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