【競輪】清水裕友が今年最初のG3制覇 3番手から直線強襲で立川記念V
「鳳凰賞典レース・G3」(7日、立川)
開催最終日の12Rで行われ、清水裕友(24)=山口・105期・SS=が直線で差し脚を発揮して優勝。2019年最初のG3を制覇した。2着には浅井康太が続いて、S級S班でのワンツー決着となった。9RのS級ブロックセブンは大坪功一(41)=福岡・81期・S1=が制した。
新たにS班入りした清水が、昨年11月の防府に続いて、2回目のG3制覇。「こんなスタートが切れるとは思っていなかったので、うれしいです。これで思い切って走れると思います」と声を弾ませた。
レースは鈴木-河村の関東勢が打鐘で先制。すかさず竹内が最終ホームで巻き返して主導権を握る。単騎の清水は中部勢後位の3番手を追走。最後は竹内マークの浅井とのゴール前勝負を制した。
今年のグランプリは今回と同じ立川で開催される。「最後、ここで締めくくれるようにしたい」と力を込める。伸び盛りの若武者がさらなる飛躍を目指す。