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【ボート】松尾充、今年こそ あと1点でA1昇格逃す

 今年はまず初優勝を挙げたい松尾充
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 弟には負けない-。2019年が幕を開けた。次々と新星が現れるボート界。今年も新たなニューヒーローが誕生する。今回は、将来兄弟そろって一線級で活躍するであろう若武者をピックアップ。昨年、浜名湖で開催されたG1・ヤングダービーで優出を果たした松尾充(30)=三重・112期=を紹介する。

 昨年は、9月のヤングダービー(浜名湖)でうれしいG1初出場初優出(2着)を果たした松尾。しかし、本人は「いいところもあったが、悪いところも出た1年だった」と振り返る。「19年前期(勝率)は、ギリギリA1に上がれませんでした。あと1点でも、1つでも上の着順を取れていれば…」。事実、A1のボーダーは6・21で松尾は6・20。1点でも多く着順点を重ねていれば、目標に掲げる「A1昇格」を達成することができていた。悔やんでも悔やみ切れない様子を見せた。

 ただ、G1での経験を積み、成長した1年になったのも確かだ。「前に比べれば調整や整備をするようになったし、自分自身がどういう仕上がりが好きか分かった。他には師匠の東本(勝利)さんにレーサーとしての心構えを教わった」と、レース面以外でもスキルアップした。調整に重点を置き、自らに「最終日に納得の仕上がりになるようにする」という課題を課した。その結果として、ヤングダービーで優出2着という形として表れたという。

 2期遅くデビューした双子の弟・拓は驚異のスピードで勝ち星を積み重ね、兄より一足先にA1級に昇格した。それでもジェラシーを抱くことはなく、「弟はいい目標です。最初出てきた時は焦ったが、今は情報を共有している。追いつけ追い越せです」と、弟の存在は刺激となっている。

 将来の目標には「SG、特にグランプリを勝つこと」を掲げる。それも「支部の先輩の井口(佳典)さん、新田(雄史)さんのように、1回出ることだけではなく、何回も出続けることに意味があると思う」と夢は大きい。くしくも、同じ名字の松尾泰宏・幸長(共に引退)がボート界で唯一兄弟でSGを制しているが、充・拓兄弟もそれに続く日が来るかもしれない。

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