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【ボート】吉田凌太朗ペラ勉強で飛躍 両親ともにボートレーサー

 G1覇者の父を目標に飛躍の年にする吉田凌太朗
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 弟には負けない-。2019年が幕を開けた。次々と新星が現れるボート界。今年も新たなニューヒーローが誕生する。今回は、将来兄弟そろって一線級で活躍するであろう若武者をピックアップ。わずか3年あまりで優勝3回の吉田凌太朗(25)=愛知・117期=の3人を紹介する。

 両親ともに元ボートレーサーで弟・裕平も同期の選手という生粋のボート一家で育った吉田。昨年はA2からのスタートで、G1レーサーの父・徳夫(引退)に続けと、華々しいスターロードへの一歩を踏み出したと思われた。しかし、そこからの道は平らなものではなかった。

 「今までペラをやってこなかったことが、前半G2のあっせんが多くなったときに出た。みんながペラを早くに合わせるが、自分は日ごとに成績が落ちていった」。クラスが上がり、相手関係も強化。その中で調整力不足に泣き、すぐにB1級へ降格してしまった。それでも、ただ単にペラをやってこなかったわけではない。

 「旋回力をつけることに重きを置いて、3年間やってきた」。レースレベルが上がり、ペラ調整を始めなければいけないのかと自問することもあった。その時、支えとなったのが師匠の池田浩二だ。「まだペラは気にしなくてもいいと言われた。その分、出る、出ないは関係なくどんなペラでも乗れるようになった」と、助言に背中を押されてターンを磨き、技術の向上につながった。しかし、ペラ調整ができればさらなる成績向上を見込めるのは本人も自覚していて、「行きたいところに舟が向くように、ペラをしっかり勉強したい」と、さらなるレベルアップを誓う。

 A2復帰で新年を迎えるが、次の目標は「A1昇格」だ。ただ、「何が何でもA1というより、身につけることを一つ一つつけて、土台をしっかりさせたい」と基礎を固めて、長期的な選手生活を見据える。「自分は一つ一つ課題をクリアしながらやってきている。来年もまた段階を踏みながら、上を目指していきたい」。トップレーサーへの階段を確実に上っていく吉田の活躍が楽しみな1年になりそうだ。

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