【ボート】GP&QCカウントダウンコラム16
「グランプリ・SG」(19日開幕、住之江)
淡水のプール型コース。水質が硬いため、乗りづらさを気にする選手が多い。2Mで引き波が残りやすく、その乗り難しさから逆転劇が起きることも珍しくない。それでも基本的にはインが強い水面。昨年12月から今年2月までの冬季のイン1着率は56.9%とかなり高い。
エンジンは11号機がエースとして君臨。直前の11月末には東本勝利が使用して優勝。「足は間違いなく上位」と断言したほど、出足、伸びともに仕上がっていた。ほかでは79、87号機も動きはパワフル。60号機も高いアベレージを誇っている。
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「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(26日開幕、平和島)
平和島は海水を使用。潮の干満差が発生する。また、1Mの幅が狭く、インが弱い水面。昨年12月から今年2月までの冬季のイン1着率は47.0%と低い。まくり、まくり差しが決まりやすいため、2コースよりも3、4コースの1着率の方が高い特徴がある。
エンジンで突出したエース機は不在。近況は53、56号機がバランス型で好調。10号機は伸びが強力で、優勝3回を誇る。行き足がいい62号機も注目どころ。