【競輪】市田佳寿浩が伊東競輪場でトークショー 引退の決め手は「体はレースに耐えられなかったから」
「椿賞争奪戦・G3」(16日、伊東)
13日に引退した市田佳寿浩(43)=福井・76期=が、G3開催中の伊東競輪でトークショーを行った。
1995年8月松阪でデビュー。主なタイトルは2006年G2・サマーナイトフェスティバル(函館)、10年G2・東西王座戦(玉野)、G1・寛仁親王牌(前橋)。同年にKEIRINグランプリ(立川)にも出場した(4着)。
トークショーは中部近畿でラインを組むことの多かった山口幸二氏が担当。終始笑いの絶えないステージとなった。
「引退の決め手になったのは身体的にキツくなったから。何とかS級に復帰しようと思って頑張ったが、レースに耐えられるスピードが出なくなった」と説明した。
30日のKEIRINグランプリ(静岡)に初参戦する脇本雄太の話題になると「脇本君の後ろは最初からついて行くのでいっぱいだった。レースが下手だったけど、最近は下手さを力でカバーできるようになっている」と話して同県の後輩エールを送った。
今後については「競輪、自転車競技が大好き。後輩の育成も頑張りつつ、みなさんの前でも頑張りたい」と評論活動をしていくことを明らかにした。