【朝日杯FS】牡馬の意地、アドマイヤマーズが完勝で2歳王者に

朝日杯FSを制したアドマイヤマーズ(左)=阪神競馬場(撮影・佐藤厚)
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 「朝日杯FS、G1」(16日、阪神)

 無敗馬4頭がそろいハイレベルな2歳頂上決戦を制したのは牡馬、2番人気のアドマイヤマーズだった。

 イッツクールが飛び出し、その2番手に紅一点のグランアレグリア。これを離れた3番手で虎視たんたん。直線を向いてグランの外から馬体を合わせに行くようにスパート。必死に相手も食い下がるが、これを坂上で突き放すと、最後は伏兵クリノガウディーの猛追を2馬身抑え、1分33秒9の好タイムで完勝。デイリー杯2歳Sの覇者が、無傷の4連勝で2歳チャンプの座を射止めた。

 チャンピオンズCに続きこの秋2つ目、今年3つ目のG1タイトルを手にしたミルコ・デムーロ騎手は「グランアレグリアを見ながら行こうと思っていた。その通りの競馬になった。どんどん成長しているし、すごく頭のいい馬。それに勝ちたいという気持ちが、ボクと同じで強い。もっともっと成長してくれると思う」と興奮気味に話した。

 2着には伏兵、9番人気のクリノガウディーが突っ込み、単勝1・5倍のグランアレグリアは伸びを欠いて3着に敗れた。なお、デイリーは今年のG1馬券プレゼントを22戦全勝とした。

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