【朝日杯FS】グランアレグリア抜かりなし 38年ぶり牝馬制覇へ
「朝日杯FS・G1」(16日、阪神)
前日最終の単勝オッズは1倍台。牝馬ながら牡馬を受けて立つ立場のグランアレグリアが、関東馬では最後となる土曜午後2時過ぎに阪神競馬場に到着した。初めての場所でも、周囲を見渡す様子もない。そのままおとなしく馬房に収まった。
渡部助手は「馬運車でもカイバをペロッと食べましたし、おとなしくしていました。今も多少カイバを欲しがってる感じなので。うん、大丈夫ですね」とうなずく。
前走は18キロ増と大きく馬体を増やし、12日計量の馬体重は前走比6キロ増の480キロ。「同じくらいで出られると思います。(変則日程だった)前回は月曜日追いで、直前に追い切りをしないで出走しましたが、今回はしっかりやっているので中身も違います」と万全を強調した。80年テンモン以来、38年ぶりの牝馬Vへ。準備は万端整った。