【ボート】山田康二が地元からつでG1初V インから豪快な逃走劇

地元ファンの声援に笑顔で応える山田康二
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 「ダイヤモンドカップ・G1」(15日、からつ)

 1号艇の山田康二(30)=佐賀・102期・A1=がイン逃げで圧勝。地元水面でうれしいG1初Vを飾った。一般戦を含めると通算では18回目の優勝。2着は平本真之(愛知)、3着争いは菊地孝平(静岡)が峰竜太(佐賀)との激戦を制した。

 山田が地元水面で悲願のG1タイトルを勝ち取った。自力でつかんだ優勝戦1号艇で結果を出した。コンマ11のSを決めて堂々のイン先マイ。「緊張したけど、エンジンを始動して“絶対勝てる”と思った。足は一番良かったし、1Mも落ち着いて回れた」と王道の逃走劇を披露。地元で待望のG1初制覇を成し遂げ、こん身のガッツポーズでVゴールを疾走した。

 レース後は師匠の峰と歓喜の抱擁。「峰さんが泣いてる姿を見て冷静になった。僕の方が先に地元でG1タイトルを取ったことを自慢できます」と笑わせた。次走は住之江で年末最後の決戦、SG・グランプリシリーズ(19~24日)に挑む。「しっかり盛り上げて行こうと思う」と大舞台でさらなる大暴れを誓った。

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