【ボート】GP&QCカウントダウンコラム13
「グランプリ・SG」(19日開幕、住之江)
◆男子3位・白井英治
今年前半の主役だった白井。3月クラシック(浜名湖)、5月オールスター(尼崎)、6月グラチャン(徳山)とSGで3回の優出。「一番気合が入った。優勝する準備をしていって、そこで結果を残せたことは大きい」と地元開催のグラチャンでは優勝した。
8月にSG・メモリアル(まるがめ)のFでリズムを崩し、賞金ランク首位の座も明け渡して、トライアル2ndは2号艇となった。「2コースは別に苦にしないタイプなので。優勝するという気持ちだけを持って臨みたい」。悲願の黄金のヘルメット戴冠へ、強気の姿勢は崩さない。
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「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(26日開幕、平和島)
◆女子3位・山川美由紀
8月には、山川が一番重きを置くプレミアムG1・レディースチャンピオン(桐生)で優勝。歴代最多の4回目となる女王の座に輝いた。「相性がいいレース。困った時に助けてくれるレースです」。その結果が反映され、今年は賞金ランキング3位で年末決戦への出場を果たした。
クイーンズクライマックスは6回目の出場。現時点での女王として気負いはない。「出るからには、あれこれ考えても仕方ないし、ボチボチと。もう、他が見えないみたいにはならないですよ」。貫禄の走りで女子プレミアムG1の年間完全制覇をもくろむ。