【朝日杯FS】丹内、BIGチャンス到来 マイネルサーパスで迎春準備!

 「朝日杯FS・G1」(16日、阪神)

 デビュー15年目にして大きなチャンスが巡ってきた。丹内祐次騎手(33)=美浦・フリー=が、マイネルサーパスで自身4度目のG1騎乗に挑む。前走のきんもくせい特別をレコードで制すなど、相棒のポテンシャルは十分。ここで結果を出し、笑顔で来春を迎えたい。

 G1で有力馬の一角に騎乗するのは初めて。けれど気負わず、馬の性質に従って乗る-。デビュー15年目の丹内の心構えだ。マイネルサーパスで臨む自身4度目のG1騎乗を、心静かに迎える。

 11年天皇賞・春、16年菊花賞、17年ダービー。これまでの3度は全て2桁人気だった。実は、それ以前にもG1の出走表に名前が載ったことはある。デビュー2年目の05年、スロクハイネスでエントリーした朝日杯FS。しかし、直前で無念の出走取消となってしまった。「G1初騎乗だってね、あの時もこうして取材を受けましたよ。すごくうれしかったんですけど、土曜の夕方に電話があって…。すごくショックだったのを覚えてます」と振り返る。

 あれから13年。心技ともに成長した姿を大舞台で見せたい。相棒のサーパスは、本番との相性がいい、きんもくせい特別をレコードで快勝。期待は高まるばかりだ。「先頭に立つとフワッとするし、ブレーキもかける。だから前に馬が置けるよう、そこに集中して乗ります」と実戦をシミュレーション。「ここで賞金を重ねたら、クラシックにも行ける馬になる。自分でレースを教えて、自分でダービーまで行けたらうれしいですよね」。新緑の府中を見据え、まずはここで最上の結果を出したいところだ。

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