「三笠賞・Ｆ１」（１２日、奈良）

　Ｓ級シリーズ開催中の奈良競輪に１２日、ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０１８（３０日・静岡）に出場する三谷竜生（３１）＝奈良・１０１期・ＳＳ＝が来場。８Ｒ発売中に多目的ホールで行われたグランプリ壮行会に登場した。

　今年の戦いぶりを三谷は「前半（記念Ｖ３、Ｇ１Ｖ２）はしっかりと戦えました。後半はあまり良くなかったんですが、練習はずっとやっていましたし、ここ最近は上がってきた感じがします」と振り返り、好リズムで年末決戦に臨めることをアピールした。

　昨年のグランプリは近畿勢１人で乗り込んだ三谷。「緊張しました」と４着に敗れた。今年は脇本雄太（福井）、村上義弘、村上博幸（ともに京都）とともに参戦。近畿４人で戦えることについて「近畿がしっかりと盛り上げていけたと思います」と、現在の競輪界は近畿勢が主役であることを自負。注目の並びについては「まだ決まっていません」と明言しなかったが「任された位置からしっかりと走りたいです。（近畿は４人もいるので）優勝できるチャンスがありますね」と語った。