【阪神JF】赤尾はメイショウショウブで勝負!!
成長著しい◎メイショウショウブで勝負する。牡馬に挑んだ前走のデイリー杯2歳Sは、好スタートを決め好位で運ぶ理想的な競馬。時計自体は目立たず、スローの流れも味方した印象はあるが、次週の朝日杯FSでも上位人気が予想されるアドマイヤマーズを相手に、0秒1差の2着に肉薄した点は素直に評価できる。
「デビュー当初は緩かったが、競馬を使うごとに芯が入ってきたし、落ち着きも出てきている。これまで4戦したけど、新馬戦を除けば、内容は全部いい。状態のいい今ならG1でも引けは取らないと思うよ」と担当の坂井助手も自信の口ぶりだ。
決戦の舞台となる阪神マイルは、新馬戦(3着)で経験済み。出負けした上に、進路を探しながらの直線。まともに追えたのは残り2Fを切ってからとチグハグな内容だった。それでも、重馬場のなか上がり3Fは34秒0をマークした。1着馬は次戦の東スポ杯2歳Sで3着。その相手に0秒2差まで迫った内容は十分評価できるものだ。
事前発表馬体重は486キロ。牝馬ながら、このしっかりとした馬格は魅力。実戦で経験を積み、充実した今なら時計勝負になっても十分に対応できるはずだ。香港国際競走の影響もあり、18頭中13頭が乗り代わり。この馬を熟知している池添が連続して騎乗できるのもプラスだ。
3枠5番と内めの好枠をゲット。前走同様の積極策から持ち味をフルに発揮して、2歳女王の座を射止める。