【マイルCS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「マイルCS・G1」(18日、京都)

 京都競馬場のある京都府南部の日曜の天気予報は晴れのち曇り。土曜も終日好天で、良馬場でのレースとなりそうだ。芝2000メートルで行われた土曜京都11RアンドロメダS(3歳上オープン)の勝ち時計は2分0秒4。過去10年に良馬場で行われた中では、2番目に遅い決着だった。芝は全体的に例年よりも時計を要している印象。ハイペースでも1分32秒台、流れが落ち着けば1分33秒台での決着になりそうだ。

 ある程度、時計のかかる馬場なら、アルアインに出番がある。マイルの持ち時計1分34秒9は出走馬で最も遅いが、計時したのは2歳のデビュー戦。過去に3戦しか走っていない距離で、内2戦が重馬場なら、全く不安視する必要はない。

 約1年10カ月ぶりとなるマイル戦への対応が求められるだけに、高速決着が避けられそうなのは歓迎材料だ。極端に速い上がりが必要ない今の馬場傾向も、自身最速の上がり3F33秒7で、切れ味より、スピードの持続力で勝負する同馬にとってはプラスに働くだろう。今週から芝はCコースを使用。柵の移動で正面直線以外の傷みはカバーされており、引き当てた内めの2枠3番も有利に働きそう。直線でスムーズに馬場のいいところに出せれば、昨年の皐月賞以来となるG1制覇も見えてくるはずだ。

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