JRA、女性騎手減量制度スタートへ 来年3月から施行、20日に正式発表

 JRAが女性騎手を対象に、新たな減量制度を導入することが16日までに明らかになった。来年3月からの施行予定で、詳細は20日に発表される。

 現行では重賞などのレースを除き、免許取得期間が5年未満の若手を対象に、30勝以下の騎手に3キロ、31~50勝で2キロ、51~100勝に1キロの減量が与えられている。今回導入される制度は、女性騎手に別のルールでの段階的な減量を実施。恒久的に一定の減量が続くという内容になる見込みで、現行と同じく重賞などでは適用されない予定。

 フランスでは17年から同様の制度を導入。女性騎手が一気に躍進するきっかけとなった。藤田菜七子が話題性だけでなく、女性騎手最多勝を更新するなど、実力を発揮。競馬学校にも女性候補生が在校しており、新たな優遇制度の導入で、女性騎手の一層の活躍が期待される。

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