【POG】良血サトノラディウスが単勝1・3倍の支持に応える
「2歳新馬」(11日、東京)
人気馬同士の叩き合いは外のディープインパクト産駒に軍配。1番人気のサトノラディウス(牡、美浦・国枝)が単勝1・3倍の支持に応え、芝2000メートルのメイクデビューを制した。勝ちタイムは2分8秒3。少し出遅れたが、すぐに3番手に取りつくと先行した2番人気トリックスター(2着)をぴったりとマーク。スローペースで淡々と流れ、直線では激しい追い比べに。ライバルも必死に抵抗したが、ゴール前で競り落とし、3/4馬身差をつけてゴールした。母は10年フラワーボールS・米G1の勝ち馬という良血。騎乗した北村宏司騎手は「大きな馬でスタートはゆっくりでしたが、ペースが上がる前にいいポジションにつけられました。本気になるまで時間がかかりましたが、馬体を合わせて追い比べになってから力を入れてグイッと出てくれましたね」と称賛した。
なお、2着から2馬身差の3着には4番人気のアキノコマチが入った。