メルボルンC3歳馬の参戦試す価値アリ

 「魁!海外馬券塾」(7日)

 メルボルンCで◎を打ったアヴィリオスは、故障した馬の後ろでまともに不利を受けてしまった。悔やんでも仕方のない結果だが、どのみち勝ち馬のクロスカウンターを無印にしていては的中の目はなかった。

 昨年のリキンドリングに続き、今年も欧州の3歳馬が勝った。クロスカウンターは去年の12月に英国でデビューし、今回がわずか8戦目。その経験の浅さが気になって無印としたものの、最後方に近い位置から外を回して差し切る堂々の勝ちっぷりだった。

 3歳馬の参戦が今後もメルボルンCのトレンドになりそうだ。主催者発表のクロスカウンターのレーティングは114で、それを基に決められたハンデは51キロだった。同じレーティングの古馬より4キロ軽い。ジャパンCの3歳馬と古馬の斤量差が2キロだが、それでも3歳馬の好走は珍しくない。メルボルンCでの3歳馬の活躍は当然の結果にも見える。

 年により違いはあるが、日本ダービーの4、5着馬なら51キロ程度のハンデが見込まれる。日本の古馬の苦戦が続くメルボルンC。3歳馬の参戦も試してみる価値はありそうだ。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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