国枝師、フロンテアクイーンで牝馬G1完全制覇だ

 フロンテアクイーンをエリザベス女王杯に送り出す国枝師が、調教師としては史上初となる牝馬限定G1完全制覇の快挙に挑む。

 09年にアパパネが阪神JFを制したのを皮切りに、翌10年には牝馬三冠を達成。さらに11年にヴィクトリアマイルも勝って、残るはこのエリザベス女王杯のみ。そのアパパネでも10、11年に連続3着と、どうしても手が届かなかったタイトルだけに、この一戦にかける意気込みは強い。

 4度目のG1に臨むフロンテアは、追い切り(美浦坂路)でも4F50秒5の好タイムをマークして好調ぶりをアピール。「もうちょっと軽くても良かったが、併せた相手も速かったしね。カイバも食べているし、いい感じじゃないかな」と仕上がりの良さに手応えをつかんでいる様子だ。重賞勝ちこそないものの、近4戦は2着3回、3着1回と堅実さは抜群。「競馬の流れひとつ。いつも一生懸命走るからね。うまくかみ合えばチャンスはある。頑張ります」と力を込めた。(デイリースポーツ・北島稔大)

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