【アルテミスS】ウインゼノビア、3連勝で厩舎に重賞初Vを

 「アルテミスS・G3」(27日、東京)

 大物感漂う牝馬が、厩舎に初の重賞勝ちをもたらすか-。ウインゼノビアは新馬戦こそ2着に敗れたが、未勝利-クローバー賞をともに3馬身差で圧勝。そして今回、満を持して重賞に参戦する。

 前走後は1週間の放牧を経て、9月14日に美浦に帰厩。ここへ向けて徐々にペースを上げてきた。「ここ2戦、ラストは耳を立てていたほどで余裕のある勝ちっぷり。体も増えて470キロ台(前走は464キロ)あります。とにかく2歳牝馬とは思えないほど、どっしりとして落ち着きがある」と青木師も成長ぶりに目を細める。

 最終追い切りでは、他厩舎の古馬の胸を借りる予定だ。「厩舎で併せられる馬が先週の競馬を使ったので…、もうパートナーがいないんですよ」とトレーナー。美浦Wで高橋祥厩舎のコスモイグナーツ(3歳1600万下)と併せ馬を行い、態勢を整える。年末の大舞台へ向けて弾みをつけたい一戦。「しっかりつくっていくだけ」と力を込めた。

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