【POG】名牝ウオッカの娘タニノミッションがV「能力がある」とモレイラ

 「2歳新馬」(20日、東京)

 名牝ウオッカの娘が東京の芝1600メートルではじけた。好スタートから好位のインに控えた2番人気のタニノミッション(牝、父インヴィンシブルスピリット、栗東・中竹)が、直線で鋭く伸びて抜け出し、後続に2馬身差をつけて完勝。牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制するなどG1・7勝を挙げた母を持つ良血馬が、期待に違わぬ走りで初陣を飾った。勝ちタイムは1分36秒8。

 Vに導いたジョアン・モレイラ騎手は「間違いなく能力はあります。ただ、直線ではステッキを入れていないのに内にもたれたように、まだ精神面がついてきていない。能力は高いので落ち着きが出てくれば楽しみ」と成長を期待していた。

 2着は4番人気のカナロアガール、さらに首差の3着は5番人気のノーワン。1番人気のハーメティキストは4着に敗れた。

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