【ボート】中田竜太、地元周年連覇だ 桐生が不在なら…俺が地元総大将

 「戸田プリムローズ・G1」(7日開幕、戸田)

 ボートレース戸田の開設62周年記念「G1・戸田プリムローズ」は7~12日の日程で開催される。今年のSG戦線をけん引する峰竜太、白井英治が「二枚看板」だ。地元勢は昨年のMVP桐生順平が4月のG1・からつ周年準優でのFによるペナルティーで不出場。中田竜太が3月に続く当地G1周年連覇を目指して勇躍する。

 2019年のSG・クラシック(3月16~21日)は戸田での開催。G1優勝なら出場権を得られるので、地元・埼玉支部の選手は目の色が違う。

 今年3月の当地61周年の優勝戦は中田が制し、2、3着も桐生順平、佐藤翼で地元ワンツースリー。この時点でクラシックの出場権を得た中田は「早めに取れてうれしかった」と喜びはひとしお。10月の62周年はディフェンディングチャンピオンとして登場する。「地元記念は節間を通して普段の開催と違うし、予選18位でも優勝したい」と気持ちを新たにする。

 それでも、近況は振るわない。8月のSG・メモリアルでは3日目に転覆、続く多摩川G1周年では初日に痛恨のFを切ってしまった。「流れが悪いというか、自分で悪くした。気合の空回りではなくて、これが実力」と現実を受け止める。

 今年は戸田で4節走って、正月開催以外の3節で優出、優勝2回。「戸田は優勝するときは、エンジンがだいたいいい。最近もいいのを引いてるし、いいのだと多少外しても大丈夫」。お盆開催ではエース候補の11号機で節イチに仕上げて圧勝している。巻き返すには絶好の機会だ。

 今開催は桐生順平が不在。“地元の大将”の看板を背負う。「この仕事は気持ちが一番大事。戸田で恥ずかしいレースをしたくない。いい走りをしたいという地元意識はある。戸田だけは気合を入れて頑張る」。悪循環は自らの手で絶つ。地元周年連覇を目指して、中田が立ち向かう。

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