【オールカマー】ガンコ充電完了 放牧でリフレッシュ

 「オールカマー・G2」(23日、中山)

 3番人気に支持された天皇賞・春こそ14着大敗も、2走前の日経賞で見事重賞初勝利。昨年12月に芝へ路線変更して以降、快進撃を見せているガンコが、5カ月の充電を経てターフへ戻ってくる。

 「ダートや障害飛越などもやったが、芝に適性があったということ。自分がそれを見抜けなかったんだね」と松元師はしみじみと語る。前走の大敗については、「距離が若干長かったし、人気になり過ぎてマークもきつくなった」と振り返る。

 前走後はすぐに放牧に出され、疲労回復のためリフレッシュにつとめた。「春のローテは厳しかったからね。夏に牧場に見に行ったけど、毛ヅヤなどが良くなっていたのには驚いたよ」と回復ぶりに目を細める。

 トレセン全休日の18日は栗東坂路を1本。「まだ少し気合いが物足りない感じなので、ジョッキー(藤岡佑)に乗ってもらってしっかり追い切ります。結果次第では天皇賞・秋(10月28日・東京)、ジャパンC(11月25日・東京)へ行きたい」と師は力強く言い切った。実りの秋への始動戦。視界のその先には、古馬の王道が見えている。

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