【ボート】浜名湖ヤングダービーカウントダウンコラム3
「ヤングダービー・プレミアムG1」(19日開幕、浜名湖)
注目の初日ドリーム出場選手は(1)羽野直也(2)磯部誠(3)木下翔太(4)小野生奈(5)仲谷颯仁(6)佐藤翼の6人。
1号艇のアドバンテージを得て、羽野がシリーズを優位に進めそうだ。1月のからつ周年、6月の福岡周年で優出と要所で活躍。SGでもクラシック(浜名湖)、オールスター(尼崎)、オーシャンカップ(若松)で予選突破。近況は優出に届いていない状況でも、同世代相手ならば格上だ。
リズムの良さでは小野が目立つ。8月にびわこで男女混合のデイリー杯、9月の若松オールレディースを制し連続優勝。どちらも優勝戦1号艇で逃げ切りと強さが際立った。初日ドリーム戦で流れに乗れば、初の女子レーサーVも夢ではない。
佐藤翼も近況好調だ。2節前の多摩川で優出2着、前節の三国で優勝と、上昇カーブを描く。持ち味のS力を武器に、初G1タイトルを目指す。
仲谷は2月に九州地区選手権(若松)でG1初制覇。7月のウエスタンヤング(下関)の覇者でもある。着実に地力アップしており、今年2回目のG1獲りに期待がかかる。
ドリーム組以外では村松の充実ぶりが光る。7月の浜名湖、8月の平和島でルーキーシリーズを連続優勝。直後の宮島一般戦でも優出3着。8月からつで犯したLは痛いが、実力上位だ。
中村桃は3月のレディースオールスターでG2制覇。レースセンスが良く、大舞台でこそ強さを発揮しそうだ。
ほかにイースタンヤング覇者の秋元、昨年優出した大上、さらに木下、渡辺あたりも優勝争いに加わりそう。