【競輪】富山記念は浅井康太が制圧 通算23回目のG3優勝にガッツポーズ

 「瑞峰立山賞争奪戦・G3」(2日、富山)

 12Rで決勝戦が行われ、浅井康太(34)=三重・90期・SS=が最終2角4番手からまくって1着。今年2回目、通算23回目のG3優勝を飾った。バックから番手まくりを放った平原康多(埼玉)が2着、2角手前7番手から外を踏み上げた山中秀将(千葉)が3着に入った。

 地元の中部地区でただ1人、決勝に進出した浅井。先頭でゴールした後、思わずガッツポーズが飛び出した。

 レースは山本伸一(京都)-古性優作(大阪)が前受け、片折亮太-平原-宿口陽一の埼玉トリオが3~5番手、単騎の浅井が続き、山中-伊勢崎彰大(千葉)-大塚英伸(静岡)は7~9番手で周回を重ねる。山中が青板(残り3周)から上昇したが、正攻法の山本が出させない。赤板(同2周)前に空いた内を切り込んだ片折が先行態勢に入り、平原-宿口、浅井が続いて加速。番手の平原は別線を警戒するが、浅井が最終2角からスパート。番手まくりを放つ平原を難なくかわした浅井が先頭でゴールした。

 ヒーローの浅井は表彰式で「(レースが速い流れになることは)予測していました。関東の後ろから攻めるつもりでした」と作戦を明かし、最終2角4番手からまくったことについては「少し早いかなと思ったけど、平原さんが出なかったので行きました」と振り返った。

 今年の獲得賞金額は6000万円を超え、4位をキープした浅井。「仕上がりがいいので、今後のG1、G2につなげたいですね」と年末まで突っ走ることを誓った。

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