２７日に閉幕したＳＧ・メモリアル（まるがめ）は毒島誠が優勝。７月のＧ１・平和島周年を制して白井英治に僅差まで迫っていたが、ついに逆転して賞金ランキングトップに立った。しかも、唯一の１億円超えとなり、トライアル２ｎｄのベスト６入りも当確だ。

　メモリアル優出４着の井口佳典は３位まで浮上。６位の吉川元浩までが６０００万円を超えており、ＳＧ・グランプリ出場のベスト１８入りは、ほほ当確の状況。躍進したのはメモリアル優出２着の笠原亮で、４９００万円台まで上積み。ベスト１８入りが狙える位置まで浮上してきた。

　女子の賞金バトルも加熱している。２４日に、びわこでデイリー杯を優勝した小野生奈が、２５００万円超で首位を奪取。Ｇ１・レディースチャンピオンを制した２位の山川美由紀と共に、ベスト１２入りの当確圏内に入ってきた。優勝賞金１０００万円のＧ１・ヤングダービー（９月１９～２４日・浜名湖）に出場する小野、竹井奈美、中村桃佳、１５位の守屋美穂の走りが今後の賞金ランクを大きく左右しそうだ。