【競輪】川崎ナイターG3は荒井崇博が制圧 通算V14に「あと1本、取りたいね」
「アーバンナイトカーニバル・G3」(12日、川崎)
12RでS級決勝戦が行われ、荒井崇博(40)=佐賀・82期・S1=が直線で抜け出して1着。2016年10月の千葉記念以来となる14回目のG3優勝を飾り、賞金310万円を獲得した。優勝した荒井に、2着の岡光良(埼玉)、3着の佐藤幸治(長崎)の3人は、G1・競輪祭(11月20~25日・小倉)出場権を手に入れた。
実力者が真夏のナイター決戦を制した。荒井が佐藤マークからゴール前で抜け出した。ヒーローは「優勝できてよかった」と喜びをかみしめた。
レースは池田勇人(埼玉)-岡が主導権。九州3車の先頭を任された佐藤は、最終ホーム手前7番手からスパート。バック過ぎで前団をとらえ、最後は番手の荒井がきっちりと差し切った。通算14回目のG3優勝に「キリがいいからあと1本、取りたいね」と上機嫌だった。
今回の優勝でG1・競輪祭(小倉)出場権を獲得した。「九州がだいぶ良くなってきたので、みんなで盛り上げていきたい」と力を込めた。