【POG】大物の予感!怪物の娘ミリオンドリームズが完勝
「2歳新馬」(12日、札幌)
怪物の娘が北都の地で弾んだ。芝1800メートルで行われた注目の一戦は、単勝1・7倍の1番人気に支持されたミリオンドリームズ(牝、父フランケル、美浦・藤沢和)が、1分51秒2のタイムでデビュー戦を快勝。前半1000メートルが63秒1のスローペースを中団で折り合うと、直線も豪快な伸び脚であっさりと抜け出し、他馬との性能の違いをまざまざと見せつけた。
鞍上のクリストフ・ルメール騎手は「真面目な馬。まだ子どもの面はあるけど、直線ではいい反応をしてくれた。ここを使って馬体がシャープになれば、もっといい走りを見せてくれると思う」とにっこり。
1馬身半差の2着は5番人気のポベーダテソーロ、さらに首差の3着には3番人気のマコトジュズマルが入り、スタートで大きく出遅れた2番人気ギフトオブアートは、勝ち馬から1秒3差の5着に敗れた。