オジュウチョウサンに仏平地G1出走オファー 長山オーナー「じっくり考える」

 平地への路線変更初戦となった、7月7日の開成山特別を快勝した障害の“絶対王者”オジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田郎)に、仏競馬統括機関フランスギャロからG1レースへの出走オファーがあったことが10日、分かった。

 レースは凱旋門賞の前日に行われる芝4000メートルの平地長距離戦・カドラン賞(10月6日・パリロンシャン)で、招待という形ではなく、長山尚義オーナー宛てに出走の打診があったというものだ。

 長山オーナーは「突然に来たフランスからのオファーに驚いております。レース登録の締め切り(8月22日)まで時間はあるので、じっくり考えてから決めようと思っています」と語った。

 既に、最大目標としている有馬記念(12月23日・中山)と同舞台で行われる九十九里特別(9月22日・中山)に武豊とのコンビで出走することが決定済み。カドラン賞への出走は見送る可能性が高いものの、日本が誇る“二刀流”のスーパーホースに、世界からも熱視線が送られている。

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