【中京記念】ワントゥワン得意条件だ 極上の末脚で夏のマイル女王へ

 「中京記念・G3」(22日、中京)

 17年の7月22日は暑い一日だった。猛暑日続きの今年ほどではないにしろ、照りつける太陽の光は真夏のそれ。しかし、モノともせずに長久手特別を制したのがワントゥワンだった。

 あれから1年。灼熱(しゃくねつ)の中京に再び舞い降り、重賞初タイトルを狙う。「左回りのハンデ戦を狙って、いい形で放牧から帰厩できましたからね。しっかりと仕上がっています。牝馬ですし、暑いのは大丈夫。条件はいいので、チャンスだと思っています」。送り出す藤岡師は意欲を隠さない。“夏は牝馬”の言葉通り、この季節への順応性は実証済み。さらに中京芝はこれまで〈2・1・0・0〉だ。思えば母ワンカラット(10年サマースプリントシリーズ覇者)も、夏にひときわ輝きを放っていた。

 コンビ実績2戦2勝を誇るM・デムーロは「いい時に乗せてもらっているので、今回も楽しみにしています。左回りはいいですからね」と好イメージを抱く。ハンデ52キロを追い風に、極上の末脚で夏のマイル女王を狙う。

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