【中京記念】ロジクライ 完全復活へ不安なし 軽め調整も好ムード

 「中京記念・G3」(22日、中京)

 16年のシンザン記念以来、2年半ぶりの重賞制覇をもくろむロジクライが18日、栗東坂路で浜中を背に最終調整。4F56秒2とごく軽めだったが、適度に気合を乗せて好ムードを漂わせた。

 「今週は息を整える程度で十分。予定通りだね」と動きを見守った須貝師は満足そうにうなずいた。1週前追い切りで4F49秒8の猛時計をマークしており、状態に関しては何ら不安はない。またがった浜中も「暑いですし、やり過ぎるのだけは避けたかった。いい動きでしたよ」と好調を伝えた。

 前走のマイラーズCは3番人気で7着敗退。「速い馬場だったにしても、前半が速かったかな」と、師は逃げた上にペースが向かなかったことを敗因に挙げた。センスの良さが長所であり、本来はどんな競馬もできる馬。「スタート次第だけど、理想は好位から。中京の馬場も合うし、力は十分に足りると思います」。この馬を誰よりも評価する主戦の期待は大きい。桜花賞馬ジュエラーを破った実績馬が、二つ目のタイトル奪取で完全復活を果たす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス