【宝塚記念】馬場状態から浮上するのはだ

 「宝塚記念・G1」(24日、阪神)

 阪神競馬場のある兵庫県南部の日曜の天気予報は曇りのち晴れ。午後からは晴天が広がる予報となっている。土曜の芝は降雨の影響で、良から重馬場まで悪化した。回復スピードは当日のレースで判断する必要はあるが、いずれにせよ好時計の決着は望めそうにない。

 道悪でレースをした影響で、芝は荒れた部分も目立つように。内回りの芝2000メートルで行われた土曜阪神10R京橋特別(3歳上1000万下)の勝ち時計は、2分4秒3と過去10年で最も遅かった。決着時計は2分12秒台後半~13秒台前半が予想される。

 パンパンの良馬場にはならない状況だけに、注目が集まるのは昨年の覇者サトノクラウン。稍重で行われた1年前は2分11秒4の好時計で勝っており、他馬が苦にするような荒れた馬場でも、自らのパフォーマンスが落ちないのが大きな強みだ。

 流れを見ながら自在に運べるタイプで、道中は比較的馬場状態のいいところを選びながら、力を温存して直線に向けそう。自分のタイミングで動いて追い比べに持ち込めれば、キタサンブラックや、世界の強豪たちと戦って培ってきた経験や精神力も生きそう。連覇の可能性は十分だ。

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