【ボート】徳山グラチャンカウントダウンコラム5

 「グランドチャンピオン・SG」(19日開幕、徳山)

 赤岩の存在感が際立っている。今年は10優出、優勝6回とハイペースで飛ばしている。

 記録ラッシュにも沸いている。4月江戸川では悲願の全24場制覇を達成した。「バリバリ意識している」と強い気持ちで臨んだ末に、ようやくたどりついた。そして、5月には宮島で6年1カ月ぶりのG1タイトルを手にした。「成績が悪くても、折れずにやってきた」。信念を貫いてきた結果が、優勝量産となって表れている。

 “整備の鬼”として知られる。その姿勢は決して妥協することがない。前検では整備時間をいっぱいまで使って、本体点検をするのがルーティン。どんな低調機でもしっかりと立て直してしまう。徳山の現エンジンは使用開始から4節と日は浅いため、調整手腕にも注目が集まる。

 今年はこれまでにない好リズム。それでも「やっていることは変わらない。年末のグランプリを目標に、一走一走頑張って行きたい」とブレることはなく、自ら信じる道を突き進んでいる。

 全24場制覇、6年1カ月ぶりのG1制覇。次に狙うは06年12月グランプリシリーズ以来のSG制覇だ。今の流れなら決して不可能ではない。エンジンの仕上げとともに、赤岩から目が離せない。

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