【ボート】徳山グラチャンカウントダウンコラム4

 「グランドチャンピオン・SG」(19日開幕、徳山)

 今大会の女子の出場選手は長嶋万記、小野生奈の2人。ともに初出場となっている。グラチャンと言えば、寺田千恵が2001年に女子選手として史上初めてSGの優勝戦進出を果たしている。長嶋、小野とも男子とそん色のない実力をつけており、上位進出があっても驚けない。

 長嶋にとっては、より一層の強い気持ちを持って臨む大会と言えるだろう。昨年は賞金女王こそ遠藤エミに譲ったが、勝率、1着回数、優勝回数は女子でトップ。女子レーサーを代表する強豪だ。

 それでも女子での頂点だけでなく、「男子選手と互角に戦う」ことを目標にレベルアップを図ってきており、SG出場回数も増えてきている。グラチャンはSGでの予選得点上位者が選出される大会だけに、これまで積み重ねてきた成果と言える。

 今年は4月とこなめG2で優勝戦5着という成績を残した。昨年ほどの優勝ラッシュの活躍とは言えないが、レーサーとして着実に実力をつけている。徳山では15年3月に優勝しているが、これが唯一の男女混合戦でのV。近況のリズム自体は決して悪くなく、実績のある水面で、存在感をアピールする。

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