【POG】武幸厩舎期待馬ファイアーボーラーにユタカ騎乗 武兄弟タッグで初陣
「新馬戦」(17日、函館)
武豊、武幸師の最強兄弟タッグが、武ファミリーゆかりの地である函館で新馬勝ちを狙う。メイショウボーラー産駒のファイアーボーラー(牡)が、日曜函館5R(芝1200メートル)にスタンバイ。13日の函館Wでの最終追い切りでは、5F71秒7-42秒4-14秒2(仕掛け)をマークした。
「もう速いタイムは出すつもりはなかったからね。雨で重い馬場でも軽快に走っていた」と調教担当の南井助手も好感触だ。5月中旬から栗東で時計を出し始め、同23日には栗東CWで武豊が乗って5F67秒7-38秒9-12秒2(仕掛け)を計時している。
「ユタカさんも“いいね”と言ってくれた。前向きな気性だしスピードもありそう。早めに函館に入って、この馬なりに落ち着いている。ゲートの出は普通だけど、二の脚が速いから開幕週の馬場も合うと思う」と同助手の期待も大きい。厩舎開業初戦だった3月3日の阪神1R以来となる、武兄弟コンビによる勝利を目指す。