【宝塚記念】キセキ復活へ単層でしっかり加速 急成長にミルコ「すごい」

 「宝塚記念・G1」(24日、阪神)

 菊花賞馬が急成長を遂げている。キセキは13日、栗東CWでM・デムーロを背に1週前追い切りを行った。単走だったが、前半はしっかりと折り合いをつけ、最後はハミを取って加速。6F83秒0-39秒5-12秒4をマークした。

 2週連続で騎乗したM・デムーロは「しまいをやったけど、いい感じ。良かった」と満足そう。香港ヴァーズ以来、久々に味わう感触に「首の筋肉がすごい。体の幅もすごい。でも、太めじゃない。今までは成長が遅い感じだったけど、体が大人になっている」と良化ぶりを強調した。

 前走は馬の気分に任せて2コーナーからハナに立つこれまでにない競馬。最後は失速して9着に敗れた。辻野助手は「不本意な形になった。もともと前向きに走るので」と理由を説明。この中間は坂路、芝、CWと場所を使い分け、工夫を凝らして調整してきた。「今のところ落ち着いて走れているし、普段のことが生きれば、前回のようなことはない。距離も中距離の方が競馬しやすい」と巻き返しを図る。G1制覇から約8カ月。復活へと歩を進める。

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