【ボート】長田頼宗がびわこでG2初V インからトップSで逃げ切り快勝
「びわこモーターボート大賞・G2」(20日、びわこ)
1号艇で人気を集めた長田頼宗(32)=東京・93期・A1=がインから逃げ切り、1月のG1・平和島周年に続く今年2回目、通算では27回目の優勝を飾った。接戦の2着争いは上野真之介(佐賀)が制し、3着には西山貴浩(福岡)が入った。
長田がインから逃げ切ってG2初優勝。15年のSG・グランプリシリーズを筆頭に、G1、G2、G3と、すべてのグレードでの優勝を達成した。
「優勝戦で負けるわけにはいかない」とインからコンマ05のトップS。バックでは差した西山に迫られたが、1周2Mを先マイすると、一気に後続を引き離してVゴールを駆け抜けた。
4月住之江のG1・太閤賞では優勝戦1号艇で5着大敗。「住之江の負けはずっと引きずってます。でもあれがあったから勝ちを意識できてる。負けて得るモノは大きかった」と振り返る。
この優勝で“年末の18人”も狙える位置にきた。「住之江で返すまでは気持ちの整理はつかない。そのためにもグランプリは狙っていきたい」と、これからも年末を見据えた戦いが続いていく。