【オークス】アーモンドアイが別次元の強さで2冠達成

 「オークス・G1」(20日、東京)

 文句なしの勝ちっぷりだった。単勝1・7倍の1番人気に推されたアーモンドアイが、桜花賞に続いて難なく牝馬2冠を達成した。

 サヤカチャンが後続を離して逃げる展開。序盤は掛かるそぶりを見せたアーモンドアイだったが、すぐさま折り合って道中6番手へ。逆襲に燃える2歳女王ラッキーライラックを前に見る形で運んだ。直線で先団を射程に入れると、タイミング良くスパート。先に抜け出したリリーノーブルをあっさりとらえ、最後は流す余裕すら見せて完勝した。タイムは2分23秒8。2馬身差の2着に4番人気のリリーノーブル、3着に2番人気のラッキーライラックが続いた。

 昨年のソウルスターリングに続く連覇を果たしたルメールは、この日が自身の誕生日。「完璧なレースができました。少し馬のテンションが高かったが、スタートで早めにいいポジションが取れた。それからはずっとリラックスして走れた。直線ではいい脚を使ってくれました」と満面の笑みで振り返った。改めて「トリプルクラウンを考えることができる」と牝馬三冠への自信を口にし、「特別な牝馬。海外でもいける。それは馬主、調教師が考えることですが」とポテンシャルを絶賛した。

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