【オークス】アーモンドアイ2冠達成へ準備万端 主役は譲らない「前走以上の出来」
「オークス・G1」(20日、東京)
2冠達成の準備は整った。19日の午前6時に決戦の地へ到着したアーモンドアイ。根岸助手は「落ち着いていますね」とホッとした表情を見せた。通常、関東馬はレース当日に輸送されるが、「2回続けて競馬場で1泊して結果が出た。同じリズムで走らせたいと思って」と1日早い府中入りの理由を説明した。
桜花賞からさらに進化している。「暖かい方がカイ食いが良くなる。肩周り、お尻と筋肉がついて、パワーアップした。前走以上の出来」。舞台は東京の2400メートル。同厩の先輩三冠牝馬アパパネの背を追い掛ける。「アパパネは折り合いを欠くので不安はあったけど、この馬は折り合うし、距離が延びても大丈夫。不安はない」。主役の座は譲らない。