【オークス】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「オークス・G1」(20日、東京)
オークスが行われる20日、東京競馬場のある東京都府中市の天気予報は曇りのち晴れ、降水確率は10%となっている。心配された土曜の降雨もなく、良馬場決戦となりそうだ。土曜メインのオープン特別・メイS(芝1800メートル)は1分45秒6と、例年より速めの決着。先週からBコースに変わり、芝は良好な状態で引き続き時計も速い。V時計は例年通り2分25秒台前半を想定するが、ペースによっては2分24秒台突入も考えられる。
実力がストレートに反映される高速馬場だけに、レコードで決着した桜花賞(1分33秒1)の上位馬は信頼できる。そこで桜花賞5着のマウレアを抜てきしたい。勝ち馬から離されている(0秒7差)が、当時は大外17番枠。最大の武器である立ち回りのうまさを封印されてしまった。
今回は陣営の希望通りの内枠をゲット。Aコースから3メートル外に柵を設定されたBコースなら、内々をロスなく運べるはず。名手・武豊の導きで、全姉アユサン(13年オークス4着)のリベンジを果たす。