【ボート】尼崎オールスターカウントダウンコラム4

 「ボートレースオールスター・SG」(22日開幕、尼崎)

 一昨年の覇者、平本真之が王座奪還を目指す。今年のオールスター開催は2年ぶりに尼崎。優勝した時と同じ水面だけに、燃えないわけがない。2年前はファン投票での出場がかなわず、史上初めて委員会推薦枠からの戴冠を果たした。

 その優勝戦は堂々の1号艇だった。全艇オールスローのインからコンマ10のSを決めて1M先マイすると、岡崎恭裕の5コースまくり差しを振り切って1着。2011年6月のグラチャン(児島)では、優勝戦1号艇ながらもS遅れで敗れていただけに「あの当時よりは成長できていた」とスケールアップを自画自賛した。

 近況もコンスタントに活躍している。昨年11月の鳴門以降は優勝に届いていないとはいえ、今年2月の東海地区選(とこなめ)、3月の戸田周年記念、4月のMB大賞(とこなめ)とG1、G2戦線で優出ラッシュ。前期勝率は7・54と3年ぶりに7点台後半まで到達。ハイレベルな走りをみせている。

 尼崎水面はSG戴冠を果たして以来の登場。今回は30日のF休み明けと、ぶっつけ本番でもある。東海地区選の優勝戦でFと、この後の6カ月間はG1に出場できない。それだけに、このSGは大きな勝負どころ。2年前に推薦枠から下克上を果たした男は、今年ファン投票44位で登場。再び頂点を目指す。

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