【ボート】尼崎オールスターカウントダウンコラム2

 「ボートレースオールスター・SG」(22日開幕、尼崎)

 水質は淡水。もともとは湿地帯であった場所を掘削して作られた人工池。特徴は1Mがスタンド側に振られていないこと。これにより、インの選手は余裕を持った旋回でターンマークを回ることができる。

 特に、風のない日はインから握って回る選手が有利となる。近況はイン実績が高い傾向にあるものの、別称「センタープール」と呼ばれるように、必ずしもイン絶対ではない。冬場は“六甲おろし”と呼ばれる向かい風が吹く傾向があり、スピードに乗ったダッシュ勢が1Mを攻め込むことも多い。

 またクセのない水面だけに、インやセンターが全速ターンで突っ込むと大きく流れることもあり、そこを差した選手が突き抜けて高配当を演出することもある。

 現行エンジンは4月13日から使用開始。オールスターは5節目となる。すでに4、7、11、19、60号機は目を見張る動きを見せている。4号機は初おろしの小坂尚哉が優勝を果たし、続く松下直也も抜群の気配を見せた。7号機も初おろしの立間充宏が行き足、伸びで強力な動きを披露し、続く安田政彦も絶賛した良機。19号機は明石正之、柳内敬太ともに実戦気配が上々。近況では高野心吾が節イチ級に仕上げた11号機、岡村仁が乗った伸びる60号機に注目だ。

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