【競輪】平原康多が京王閣G3で完全V 「個の力だけでは…」と関東5車結束

 「ゴールドカップレース・G3」(15日、京王閣)

 開催最終日の12Rで決勝戦が争われ、平原康多(35)=埼玉・87期・SS=が完全V。先行した吉沢純平(茨城)マークから抜け出して、1月の立川以来、通算18回目のG3制覇を4連勝で決めた。2着に木暮安由(群馬)、3着には神山拓弥(栃木)が入り、関東ラインで上位を独占した。

 平原が番手絶好の展開に恵まれた。「自分の力だけではない。ラインのおかげで優勝することができました」と仲間に感謝。完全Vにも浮かれることはなかった。決勝戦は吉沢-平原-木暮-神山-高橋大作(東京)で関東5車が結束。打鐘から吉沢が突っ張り先行で主導権を譲らず、平原は最終4角から踏み込んで抜け出した。

 ゴールデンウィークのG1・日本選手権は、決勝戦で近畿勢が上位を独占。今回のG3で、今度は関東勢が結束力を示した。「個の力だけでは、どうにもならない。ラインの力が結果に結びついてよかった」と平原。関東のけん引役として矜持(きょうじ)が言葉に詰まっていた。

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