QE2世Cは日本馬2頭VS香港馬3頭の図式

 「魁!海外馬券塾」(25日)

 クイーンエリザベス2世Cは日本のアルアイン、ダンビュライトと香港馬6頭の8頭立てになった。香港馬の上位3頭と他はかなりの力量差があり、日本の2頭と香港3頭の争いになる見込みだ。

 タイムワープは過去4走の1、10、1、10着が示す通り、好走と凡走の差が激しい。勝ったのは2000メートルG1の香港Cと香港ゴールドCで、10着はいずれもマイル戦。ひと叩きして、狙いのレースはきっちり仕留めている。ただ並ばれるともろいのは確かで大敗もあり得る馬だ。

 ピンハイスターは前走の香港ダービーで14頭立ての最後方から差し切った。常にしんがり近くから馬群を割るか、大外を回すかの戦法でヒヤヒヤさせる脚質ながら4連勝中だ。少頭数は間違いなくプラスになる。

 香港3強で最も危なっかしいのがパキスタンスターだ。前走は3コーナーで止まりかけて馬群から大きく離されたが、そこから巻き返しての4着。まともに走れば昨年のこのレース2着、香港ゴールドC4着の力があるだけに悩ましい存在だ。 はまったときの爆発力は香港馬、安定感は日本馬に分がある顔ぶれだ。香港馬をアタマに、2、3着に日本馬を置く3連単を買うという馬券戦略もありだろう。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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