【青葉賞】ゴーフォザサミット、府中で豪脚発揮 トレーナーも出来に太鼓判
「青葉賞・G2」(29日、東京)
ダービー切符獲得に向け、東の名将が目を光らせる。共同通信杯で最後方から4着に追い上げたゴーフォザサミット。続くスプリングSは7着だったが、「着順は悪いけど、しまいはしっかりしていたからね」と藤沢和師に悲観の色はない。そもそも「皐月賞を使いたくて使ったわけじゃない。間隔があくのを避けたかったから」と、狙い通りのローテであることを強調する。
異父兄は12年産経大阪杯の覇者ショウナンマイティ。兄譲りの瞬発力が武器で、直線の長い東京は持ってこいの舞台。トレーナーも「東京はいいよ。気負うことがないので、長距離も合っている」とうなずく。24日朝は美浦坂路を4F62秒4で登坂。「状態もいいね」と出来にも太鼓判を押した。
02年シンボリクリスエスを筆頭に、03年ゼンノロブロイ、10年ペルーサ。青葉賞3勝を誇るトレーナーも「年を重ねていい馬になる」と将来性を大きく買っている。新緑の府中のターフで豪脚一閃-。クラシックに新風を吹き込むことができるか。