【マイラーズC予想】絶好調・井上は“覚醒”したアノ馬を指名!

 先週、皐月賞で総額6万4400円分の馬券プレゼントに成功した井上が、今週もでっかい花火を打ち上げる!自信の◎を進呈したのは目下2連勝中のロジクライだ。成長力に富むハーツクライ産駒。近況から察するに、ジャスタウェイのごとく“覚醒”を遂げたと言ってもいいだろう。勝負駆けをモノにし、勇躍本番へと乗り込むか-。

 長期離脱から復活したロジクライを狙う。1年11カ月ぶりだった復帰初戦(元町S)こそ7着に敗れたが、その後は2、1、1着。前走の六甲Sは手綱を持ったまま直線を迎え、鞍上がターフビジョンで後続を確認するほどの楽勝。オープン特別では力が違った。

 シンザン記念V後の骨折休養は、いわば大切な成長期を棒に振った格好。それでも、遠藤助手は「使っていない分、成長に充てられた」とブランクを前向きに捉える。「ハーツクライ産駒は4歳から成長する馬が多い。その典型」とは須貝師の弁だ。姿をだぶらせるのが国内外のG1を制した同厩の先輩ジャスタウェイ。同産駒の最高傑作はアーリントンC快勝後に長らく低迷しながらも、4歳秋の天皇賞・秋で1年8カ月ぶりの勝利をつかんでいる。

 当時のシンザン記念2着馬ジュエラーは桜の女王に輝き、6着レインボーラインは重賞2勝を決めて来週の春盾でも有力視される一頭に。10着ファインニードルは高松宮記念馬になった。また直近でも、2走前に負かしたヒーズインラブはダービー卿CTを制覇している。戦ってきた相手を物差しにすれば、ここでの力量上位は明らかだ。

 「背中がメチャクチャいい。すごいものを持っている」とほれ込む仕上げ人は、「体も絞れて、筋肉の質が良くなった。一戦ごとに上向いている。前走以上」と目下の出来の良さを強調。スタートがうまく、好位で折り合い、反応良く伸びる。前残り傾向のある開幕馬場なら、よりセンスの良さが生きるに違いない。

 2連勝はまだまだ序章。賞金加算ができなければ安田記念出走がかなわない現状となれば、ここは目イチの勝負駆けだ。

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